自閉症とは、社会性の障害や他者とのコミュニケーション能力に障害、困難が生じたり、こだわりが強くなる神経発生的障害の一種です。

先天性の脳機能障害といわれていますが、実際に脳の機能上の異常から認知障害の発症へとつながるメカニズムはまだ未解明の部分が多いのです。

もしあなたの身近な人に自閉症の方がいたり、お子さまに症状が見られる可能性があるとしたら?

自閉症の原因や、症状、治療や適切な付き合い方など、具体的に紹介していきます。

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自閉症とは?

自閉症は、女性よりも男性に多く見られ、1000人に1~2人は自閉症を発症するといわれています。

自閉症には様々な症状があり、軽度の人では健常者と区別がつかない人もいます。

自閉症の認知度はひろまりつつありますが、誤解や偏見もまだまだ根強く残っています。

閉症には何より周囲の理解や協力、支援がが必要です。

gpalmisanoadm / Pixabay



自閉症の症状や特徴は?

自閉症には、特徴のある仕草が見られ、だいたい3歳くらいまでに自閉症に気づく場合が多いです。

他の子と遊べない、目を合わせずコミュニケーションが取れない、じっとしていられない、同じ事を何度もくりかえすこだわりなどが特長として見られます。

意思の疎通が難しいと感じたら、自閉症の傾向があります。

無理に何かをやらせようとしても、パニックになり自分の髪をひっぱったり壁に頭をぶつけたり自傷行為を起こす場合もあります。

自閉症の原因と予防

自閉症は先天性の障害であり、生まれつきの脳障害なので、育て方がおかしいとか、環境は関係ありません。予防法もありません。

1歳をすぎても言葉がでてこない、多動が見られる、こだわりがあるなどのきっかけから、自閉症と診断されます。

自閉症の根本を直すことは出来ませんが、症状が緩和できるため精神安定剤などの処方で、本人と家族の負担を軽く出来ます。
自閉症の20~30%の方に、てんかん発作の症状が出る場合があります。

そうなると、薬物治療てんかんの治療が必要になります。


自閉症に関するイベント


ブルーを基調として、4月2日は世界自閉症啓発デーとして制定されており、啓発イベントもあります。自閉症の当事者とその家族への理解と支援が目的です。

青いものを身につけて、ぜひ自閉症への理解を深めませんか。

寄り添い、将来を豊かにするために互いに助け合える社会を目指すことが目的です。


まとめ

自閉症という障害は一生付き合っていくものです。

個性のひとつ、ただ苦労や偏見のない社会へ近づくには自閉症の方々への気づきと支援が何よりも大切で、心と体の負担を軽くすることが願いです。

身近な周囲の方ともぜひ共有して、自閉症への理解の一歩としてイベントに参加してみてください。

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