ピンクリボン運動をご存知ですか?

ピンクリボン運動は、ピンクのリボンをシンボルに、アメリカで乳がんにより亡くなった患者さんのご家族がこのような悲劇が繰り返し起きないようにと願いをこめて作ったリボンから生まれた乳がんの啓発運動です。

ぜひ認知の広まりつつある女性のためのピンクリボン、その運動の由来や内容をご紹介します。

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ピンクリボンとはどんな運動?

女性の8人に1人は乳がんになるともいわれている乳がん発症率の高いアメリカで、ピンクリボン運動は生まれました。

ピンクリボンは世界共通のシンボルマークとして、フォード、レーガン元大統領夫人も胸元にピンクリボンをつけて、自身の乳がん体験を公表しました。

また、クリントン元大統領は10月第3金曜日を「ナショナルマンモグラフィデイ」に掲げ、
乳がんによる死を減らす活動として国を挙げて運動がはじまりました。



起源や由来は?

「乳がんの早期発見の大切さを広く知らせたい」という願いから生まれたピンクリボン運動は、認定NPO法人の乳房健康研究会で、2000年7月からm「ピンクリボンバッジキャンペーン」を始めています。

一口500円の寄付をすると、ピンクリボンのバッジを配布されます。

バッジを身につけることで、周囲の人皆が乳がんに気づくきっかけを提供することが目的です。

イベントとピンクリボン月間

毎年10月がピンクリボン月間に制定されています。

乳がんへの正しい知識と検診の大切さを伝えるため、スマイルウォークやシンポジウムの啓発イベントも開催されます。

啓発イベント以外にも、建物のライトアップや街のデコレーション、街頭キャンペーンも多彩に用意されます。


ピンクリボンアドバイザーとは?

ピンクリボンアドバイザー認定という資格の事で、認定試験に合格すると、ピンクリボンアドバイザー認定者になれます。

女性の壮年層(30歳~64歳)のがん死亡原因一位が乳がんであり、また乳がんの早期発見による治癒率は90%以上といわれている中で、実際の検診を行う方は3人に1人程度という状況です。

周囲の方々が乳がん、検診、治療、またピンクリボン運動について正しい知識を持って、乳がん検診への参加へのきっかけをつくるのがピンクリボンアドバイザーです。


まとめ

ピンクリボン運動、ぜひ体験しませんか。

乳がん早期発見への気づきと行動が何よりも大切な、女性のための啓発運動であるピンクリボン運動。

身近な周囲の方ともぜひ共有して、参加してみてください。

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