脳梗塞は突然何のまえぶれもなく引き起こされる誰にとっても起こるかもしれない怖い病気です。

自分には関係ないと思っている方も多いと思いますが昨今は脳梗塞の発作や病気に苦しむ人はますます増える一方で、とくに現代人にとって危険な病気としても懸念されています。

脳梗塞とはどんなものなのでしょうか。

原因や症状、対処法や予防法を知っていれば、あらかじめ普段からの予防も出来、ただ怖いとおびえずに安心できます。

脳梗塞とはどんなものなのかをご説明します。

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脳梗塞とはどんな病気なのか

もともと、脳梗塞とは生活習慣から来る生活習慣病が動脈の硬化を招き、その動脈硬化が脳梗塞を引き起こします。

脳への動脈が詰まることで起きるのですが脳へ酸素が運ばれるのを遮断し、脳が壊死するため、脳障害を起こしてしまいます。

大変死亡率の高い病気とされ一命を取りとめても脳のダメージにより後遺症が残るという難点もあります。



症状は?原因はどんなもの?前兆やチェック法は?


脳梗塞とは突然の発作にはじまり病状が急速に進むのが特徴で、脳の組織が壊死します。

脳のどの部分に病巣ができたかで症状も異なります。

最も頻度の高いのが麻痺症状。

多くは片方の足や腕、顔面のなどの麻痺と筋力の低下で、片麻痺といわれます。

麻痺による体が動かせなくなることでさまざまな合併症が現れます。

前兆としては、脳の血管が極度に狭くなったり詰まってしまうので、自覚のないことも多く、見落としてしまいがちですが以下のような症状が起きている場合、早めに病院に行きましょう。

脳梗塞の前兆
・片方の足がしびれるまたは手の力が抜ける。
・めまいがたびたびある。
・ろれつが回らなくなる。
・ものが二重に見えたり、一時的に目がかすみ物が見えにくくなる。


種類は?それぞれどんなものか

脳梗塞は細い動脈が原因のラクナ梗塞、動脈硬化によりそこへ血栓が詰まるアテローム血栓性脳梗塞、そして心臓から血栓が飛んで脳の動脈を詰めてしまう心原せい脳塞栓症に大きく分けられます。

それぞれ症状も治療法も異なります。

どんな症状が起こるのか?急性期と慢性期

脳梗塞を発症したら一刻も早く急性の治療ができる病院へたどり着くことが鍵です。

発作直後の急性期は詰まった血栓を溶かす治療をします。

発作から1ヶ月を過ぎてからを慢性期と呼び、再発予防やリハビリ治療を行います。


治療法はどんなものがあるのか?急性期と慢性期の治療法はどんなものか。


急性期は脳のダメージを最小限にするための、血栓を溶かし酸素を行き渡るようにする治療ですが、慢性期は、安定期の治療として、回復リハビリ病棟で行われます。


6ヶ月の壁とは?ボツリヌス療法とは


麻痺や脳の回復の可能性は多くあるのできちんとリハビリを続けることが大切ですが、改善が滞る時期が訪れるのでそれが6ヶ月の壁といわれます。

そこからの改善はぴたりと止まる傾向があります。

ですが、脳の改善の可能性はあるので、ボツリヌス両方としてボツリヌス菌の出す毒素を注射し、筋肉が柔らかくなった状態で麻痺を改善するリハビリを行います。


まとめ

脳梗塞の恐ろしさや具体的な症状をお分かりいただけたと思いますが、予防の何よりの方法は、普段の食事内容を改善し、水分をよく補給することにあります。

また、自覚症状のすこしでも気になる方は、迅速に医師へ相談することをおすすめします。

知らずに病状が進み、手遅れになることを防いでくれます。

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