節分の日の前日には有名寿司店では長蛇の列ができています。

節分になると豆を撒いて「鬼は外、福は内」、恵方巻きをその年の方角を向いて食べる、という風習が今でも根強く残っています。

大人が受け継いで、子どもたちが楽しむものという感じですね。

ここではその節分の由来やなぜ節分にいわしを飾ったり食べたりするのかということについて解説していきます。

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節分の起源、由来

節分の起源は、追儺(鬼やらい)という平安時代の宮中行事だったようです。

この追儺は大晦日に厄払いとして開かれ、方相氏(鬼神)と呼ばれる鬼役が手下役の役人を連れて宮中をまわるものでした。

それが、9世紀ごろに疫病を象徴するという悪鬼となり、弓矢で追われるようになったようです。

さて、鬼という字は「おに」ですが、その由来は「陰(おん)」だそうです。

「陰」とは邪気、目で見ることができない気のことで、それが鬼ということです。

また、人に災いを与えるものとして「隠人(おんにん)」が変化したとも言われ、災害や病、飢饉などの災いは鬼の仕業と考えられていたのです。

ですから、立春(新年)を迎える前(節分)の日に鬼に豆をまいて追い払い福を呼び込むのです。


この豆まきは、日本には、室町時代に中国から伝わったようです。

年男が「鬼は外、福は内」というかけ声で鬼を追い払います。

地方の中には「年取りの日」と言われ、「節分の日に一つ年をとる」という考えを重んじ、年の数だけ豆を食べるという習慣になったのです。

節分にいわしを飾ったり食べたりする理由


節分の日にはこのほかにも、いわしが登場します。

節分の日にいわしを食べる由来についてご紹介します。

西日本では、節分の日に焼いたいわしを食べる習慣があります。

焼いたいわしは、その煙の臭いがきついですね。

その煙やにおいを嫌がって鬼を追い払い、鬼が近づかなくするためなのです。


ヒイラギといわしの頭を玄関に飾るという風習です。

これは日本の古くからある風習で(平安時代に始まった)ヒイラギのトゲを嫌って鬼が近づけないようにするという意味があり、いわしの頭は、その臭気を嫌がって鬼が逃げるというものです。

昔からとがったものや臭いのきついものなどを厄払いに使ってきました。

ですから鬼を追い払うために、この「臭いいわしの頭ととがったヒイラギのトゲ」を用いたのです。

いわしの頭を焼いてヒイラギの枝に刺し、それを玄関に置いて鬼の侵入を防ぐというものです。

節分には、他にも「恵方巻き」というものがありますが、これは、1998年にセブンイレブンが全国発売したことがきっかけとなったものです。それ以前は「丸かぶり寿司」と呼ばれていました。

このように、厄や災い、病気などを追い払う行事を行う節分という日を大切にして新たな1年を過ごしたいものです。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

日本の年行事で馴染みのある節分ですが、意外とその由来やいわしを食べたり飾ったりする理由は知られていません。

しっかりと厄除けをして一年を無事健康に過ごしたいですね。

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