Google Adesense(グーグルアドセンス)審査に関して、「500文字程度の日記を5−10記事書けば通る」、「審査の段階では日記のような当たり障りのない内容しか書いてはいけない。また、画像や動画も貼ってはいけない」という話がネット上で出回っています。

しかし、これらが通用したのは2016年の前半までです。

2016年半ばからアドセンスの審査は大幅に厳しくなりました。

私自身が2016年10月にアドセンスの審査(1次、2次ともに)を通った経験を書いていきます。

※なおこの記事更新後もアドセンスの審査基準は変化している可能性もあるので、これから審査に出そうとする方は必ず最新のアドセンス審査情報を入手するようにしてください。

スポンサードリンク





2016年半ば以降アドセンスの審査は大幅に厳しくなっている

端的に申し上げると、日記記事ではアドセンスの審査は通りません。

私が最初にグーグルアドセンスの1次審査に申し込んだのは2016年の6月。
当初はそれまでの情報しか持っていなかったため、1000文字程度の日記記事を10記事ほど書いて、満を持したつもりでグーグルアドセンスの1次審査に申し込みました。

しかし、グーグルから届いたのは以下のメール。

なぜだーー!

「不十分なコンテンツ」だとー!いやいや、事前に調べた通り日記記事10記事書いてあって十分な量じゃないかー!日記記事を10記事書くの結構大変なんだぞ(しかも1記事1000文字以上)ーー!


心の中での叫び。

そしてこの時点でまだ審査基準が変わったことに気がついていない私は「10記事ではまだ少ないんだな。よし、ではもう5記事書いてから再申請だ!」→15記事でも審査通らず、「まだ足りないのか、よしじゃあもう5記事書いて合計20記事で再申請しよう!」と思って再々審査に出すもまたまたグーグルからの返事は「不十分なコンテンツ」。

ここにきて私はそれまで教わってきた基準では審査が通らないのかもと疑いました(←いやいや、もっと早く気付けよ。。)

審査の段階から作りたいサイトの記事を書いていい

この時2016年7月後半。
調べてみたらなんということかちょうど私がアドセンスの1次審査に出し始めた2016年6月頃からアドセンスの1次審査が厳しくなり日記記事では審査を通りにくくなったとのこと。

アドセンスのヘルプも「アドセンスの審査に通らない!」という方たちからの問い合わせで溢れており、みなさんの困惑している様子が伝わってきました。

つまり基準が変わったばかりでみんながどうすれば通れるのか手探りだったのです。

この時期にアドセンスの審査を経験するとはなんと運の悪いこと、とほほ。。。という感じでした。

調べてみたところ以下の仮説にたどり着きました
・記事に書く内容は日記でなくても良い、むしろ日記記事はいけないのではないか。
・ある程度全記事に共通するテーマで書くことが必要なのではないか。
・記事数は10記事ほどではなく30記事ほど必要なのではないか。
・ある程度サイトの見た目も整えられており、すでにサイトの運営がスタートしているような状態が良いのではないか。

アドセンスの1次審査で悩まれている方は以下のブログも参考にしてみてください。

また変わったアドセンスの審査手順のポイントとは?2016年10月〜

アドセンス一次審査落ちた理由はこれ!!最新版アドセンス審査合格の基準とは?

2016年10月ついにアドセンス1次審査通過!

そんなこんなで得た情報やアドバイスを参考に修正を行いました。
行った修正は、

・日記記事を他の人に役立てれそうな文に書き換える(書き換えれそうにない記事は非表示にしました)
・日記記事ではなく本来自分が書いていきたかった内容の記事を追加
・テンプレートを使用しブログの見た目も整える。
・写真は使っても大丈夫という意見が多かったのでフリー素材の写真を掲載しました

そんな感じで「よし!これで大丈夫だろう!」ということで8月に入って改めて審査に出しましたが、なんとまた同じ「不十分なコンテンツ」ということで撃沈。

私は知らなかったのです。前回不合格になってから2週間の間は再申請を出しても自動的に不合格になってしまうだろうことを!

どうもgoogleで審査が不合格になったアカウントであることが記録されており、不合格になった日から2週間は再申請を出しても自動的に不合格とされてしまうようです。

googleが審査の基準に関して公式の見解を出しているわけではないのであくまでも噂、推測の範囲ですが私の経験からも審査に不合格になってから再審査に出すまでに2週間空けた方が良さそうです。

そしてもうそろそろ再々々々々、、えっと何回目だっけ?(笑)審査に出してもいいだろうということで審査に出したら次に来たのが「Googleのポリシーに準拠していないサイト」というメール。

え???と思って自分のサイトを確認してみたら、記載していたはずのプライバシーポリシーに関するページがナビゲーションんから消えてしまっていました。

単なる操作ミスだったのですが、そらダメだわな。。。

当然ですが、サイトにプライバシーポリシーの記載のページやサイトマップを作っておくことは必要です(プライバシーポリシーに関しては記事ではなく固定ページとしてナビゲーションなどの分かりやすい位置に配置して公開されていることが必要です)。

そしてこれも当然ですが記事やブログそのもの内容がgoogleのポリシーに準拠したもであることが必要です。
アドセンスプログラムポリシー
ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン

プライバシーポリシーの表記を直して2016年10月に再度1次審査に挑戦、そしてここでようやく合格しました。

「AdSenseへようこそ」の文字は嬉しすぎました。

合格した時のブログの状況

こうして2016年10月にアドセンスの1次審査にようやく合格できたわけですが、この時点で私のブログの記事数は34記事、カテゴリー数は2つ(これはもう少し細かく分けても良かったと思っています。1カテゴリーの記事が1記事や2記事など少なすぎると審査は通りにくいという情報はありますが)、各記事にフリー画像を挿入していました。

アドセンスの1次審査を通るのに50記事、60記事必要という方もいらっしゃいますが私は40記事弱(記事それぞれの文字数は2000文字前後)で通過しました。

ここで書いたことはあくまで私の経験でこれが全ての方に当てはまるわけではないかもしれませんがご参考になれば幸いです。

次の記事では2016年10月以降の2次審査について書きます。

スポンサードリンク