いまやバレンタインは、国民的大行事。愛を確かめ合う二人から、友チョコ、義理チョコ、年齢や男女問わず、愛と友情をシェアしあう大切なセレモニーとなっています。

2017年の傾向は、伝統を重んじる老舗ブランドはもとより、チョコレートの原料であるカカオ豆へのこだわりや、チョコのデコレーションやパッケージの美しさも、私たちの心をとらえそうです。

たくさんのブランドの中から7ブランドを選びましたので、今年の愛のセレモニーの参考にしてください。

スポンサードリンク

●ゴディバ(GODIVA)

高級ブランドチョコレートの魅力を「ゴディバ」で知った人も多いはず。ベルギーのブリュッセルで生まれたゴディバが日本に進出したのは1972年で、現在では全国250店舗以上を展開しています。

創業者のジョセフ・ドラップスのレシピに従い、厳選された素材と最高の技術によって伝統が守られる一方、熟練の職人らが新しいレシピやデザインにチャレンジしています。

高級料理のトリュフに形が似ているゴディバの「トリュフ」は、型に流されたチョコと詰め込まれたガナッシュの組み合わせが絶妙。フランス語で四角を意味する「カレ」は、シンプルゆえにその品質の高さが感じられるプレーンチョコ。

2017年限定のバレンタイン向けにケーキビュッフェをイメージした「ビュッフェ ドゥ ガトー コレクション」も登場し、全国のお店とオンラインショップから購入可能です(一部店舗販売のみ)。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ゴディバ(GODIVA)ビュッフェ ドゥ ガトー ハートボックス 11粒
価格:4104円(税込、送料別) (2017/1/13時点)


●伊藤久右衛門

アイスクリームと同様、チョコレートの中でも抹茶味は定番。特に抹茶好きにたまらないのは「伊藤久衛門」の抹茶チョコレートです。

江戸後期から茶づくりをしている伊藤久衛門のお茶は、平等院や平安神宮など有名寺社のご用達品。宇治を代表する生産農家と契約し、今でも経験豊富な職人による「手摘み」茶葉を使用しています。

石臼挽きの抹茶とホワイトチョコで作られたいちばん人気の「宇治抹茶生チョコレート」は、しっかりしながら苦みの少ない抹茶の味が、口の中でとろけるよう。日本茶と洋酒という珍しい組み合わせが、絶妙なバランスを生み出した「ボンボンショコラ」など気になるところです。

宇治の本店・支店の他、オンラインショップでも購入可能です。

●ロイズ

日本発祥の「ロイズ」のチョコレートは、北海道土産としても人気ですが、お取り寄せで常備しているファンもたくさんいます。涼しくて湿度も低い北海道は、チョコレート作りの本場・ヨーロッパの気候に似て、チョコレートづくりに適しています。

北海道の生クリームをブレンドした「生チョコレート」は、定番もののほか、シャンパンやコニャックと合わせたものから、逆に、洋酒を使わずチョコ本来の味が楽しめるものまでさまざま。「ロイズ石垣」で扱うマンゴー味やパイナップル味もネットで購入可能です。

ロイズ向けに特別ヴァッティングされたウイスキーとブレンドされた生チョコレート「山崎シェリーウッド」は2017年のこの時期限定。

ロイズのチョコレートは、直営店舗のほかオンラインショップでも購入可能です。

●ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション

大人の雰囲気でバレンタインを迎えたいなら「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」のチョコレートもおすすめ。「フレンチの皇帝」と呼ばれるジョエル・ロブションは、ミシュランガイドで「世界一星を持つシェフ」としても知られるフレンチシェフです。

毎年好評の限定アイテム「ボンボンショコラ」(限定店舗販売)が2017年も登場。ローストしたピスタチオのかおりやフランボワーズの甘酸っぱさなどを閉じ込めたボンボンが、真っ赤な箱の中に宝石のように詰め込まれています。

濃厚な味わいを楽しめるチョコレートケーキ「クラシックショコラ」やチョコの上にナッツやドライフルーツが鮮やかにのった「マンディアン」はオンラインショップでも扱っていますが、在庫切れも多いようなので、要チェックです。

●ジャン=ポール・エヴァン(Jean-Paul Hevin)

大人の雰囲気を醸し出したいなら、濃密でいながら繊細な味を独特のデザインでまとめる「ジャン=ポール・エヴァン」などいかがでしょう。

ジャン=ポール・エヴァンは「アーティスト ショコラティエ」とも呼ばれ、そのこだわりと独創的な感性、たしかな技術から生まれるチョコレートは、フランスのショコラ愛好家クラブ「Club des Croqueurs de Chocolat(C.C.C)」から何度も最高評価を受賞しています。

カカオ選びも自ら産地に赴き、彼本人による素材選びが、チョコレートづくりの基盤になっています。

2017年のバレンタインデー向け新作コレクションは、店舗やオンラインブティックでも購入可能。表面に国旗のカラーリングをイメージしたキスマークの入ったボンボンショコラは、なんともウイットに富んでいます。
http://www.jeanpaulhevin-japon.shop/SHOP/137743/list.html

●デメル(DEMEL)

猫の舌の形の「ソリッドチョコ 猫ラベル」で有名な「デメル」。実はオーストリアでは「デメルを訪れずしてウィーンを語るなかれ」と言われるほど有名なチョコレートブランドなのです。

起こりは、フランス革命3年前の1786年。ウィーンの歴史や、ヨーロッパの名門・ハプスブルク家の歴史とともに、230年以上の時を重ねています。

丁寧に手作りされたスタンダードな味わいのチョコレートと、美しくロマンチックなラベルやパッケージが、世界の人々を虜にしています。

2017年バレンタインセレクションは、4種類の味のハート型チョコレートを詰め合わせた「ハートアソート」や、洋酒を利かせた「洋酒のトリュフ」など(店舗販売のみ)。

ソリッドチョコなどの定番は、オンラインショップでも購入可能です。

●カカオ サンパカ(CACAO SAMPAKA)


「カカオ サンパカ」は1999年創業の新しいブランドですが、カカオ豆の輸入などを手掛ける会社の子会社で、名前のとおり「カカオ」にこだわったチョコレートブランドです。ボンボンは、すべて職人によるハンドメイドなので、大きさやデコレーションなど一粒ずつ違います。

また、クリオロ種という、かつてはアステカ帝国の王しか食べることが出来なかった幻のカカオも扱っています。

この希少なクリオロ種を使用した”XOCONUSCO ショコヌスコ®”を含め、9か国の産地別カカオによるボンボンチョコレートが味わえる「カカオの旅 9ヶ国コレクション 」は日本限定セット。そのほか定番のチョコレート各種は、店舗やオンラインストアでも購入可能です。

2017年にはボンボンの産地も増え、15種16個入りの「世界のカカオコレクション16個入」も登場しています。


今年は正統的なチョコレートを選ぶか、斬新なショコラで勝負するか、選ぶ時から楽しいバレンタインになるにちがいありません。

スポンサードリンク