私が自身の就職活動を振り返って強く感じたこと。

それは就職活動は1人で行うよりも、誰かに継続的に教えてもらいながら行った方が圧倒的に効率が良いということです。

エベレスト山を登ろうとする時、あなたは1人で登ろうとは思いませんよね。就職活動も同じです。就職活動の準備として、自己分析や面接、筆記試験についての本を買ったり。それは登山に例えれば道具を買うことなのです。道具を揃えただけでエベレストに登ろうとあなたはするでしょうか。

私は大半の期間1人で活動していましたが終わって振り返った時に、「この経験を知っている人から教えてもらって活動していたらもっと結果が出るのが早かっただろうな」と強く思いました。

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就活コーチを雇うメリット①他者の経験から学ぶことができる。

就職活動を始めるにあたって、誰もが皆「就職活動」という分野においては初心者なのです。

それまで学業で優秀な成績を残してきた人や、部活動などで良い結果を出してきた人にとっても「就活」という分野は未経験なのです。

就職活動では、多くの大人が働く会社に履歴書やエントリーシートを書いて送ったり、面接を受けに行ったりなど、これまでの学生としての生活とは全く違う世界に行き、それまでの人生で経験したことのないことをしなければならないのです。

新しいスポーツを習う時に我流で練習するよりも誰かに教えてもらった方が早く習得できることはお分かりいただけるでしょう。

就活コーチを雇うメリット②実践練習を多く積むことができる

1人で活動する就活生の多くは練習不足の状態で本番の面接に臨みます。

それまで練習できる機会が少なく、あったとしても一回や二回、模擬練習をしただけで臨んでしまいます。

その結果、大本命の企業の面接を受けるときに練習不足であり、本来の実力を全く出せずに終わってしまうということが往々にして起こりえます。

就活でも練習、準備がものすごく大切なのです。

就活コーチを雇うメリット③「何がうまくいっていないのか」を分析できる

1人で就職活動を行う場合、うまくいっていないことの反省がなかなかできないのです。

多くの人が「自分は絶対大丈夫」と過信して就職活動に臨みます。

しかし、すんなりとうまくいくケースは実はごく少数で、大体の場合エントリーシートが通らなかったり、面接で落ちたりなどうまく行かない状況に直面します。

これが学校のテストであればどこが間違っていたのかは答案用紙を見ればすぐにわかります。

しかし、就職活動ではどこが間違っているのかを面接官は教えてはくれないのです。

そして、どこが悪かったのかを分析することができず、反省も改善もできないまままた次の面接へ向かい、また通らない。その結果モチベーションが下がり焦りばかりが出てくるという悪循環に陥ります。

落ち続ける原因がわからないために「就職活動のPDCA」がうまく回せないのです。

コーチがいれば、どこが上手くいっていないのかを客観的に指摘することができます。その結果、どこを改善すべきかが明確になり、就職活動のPDCAを回していくことができるのです。

無論、コーチについてもらったところで合格率が100%になるわけではありません。

就活は人間対人間のゲームなので絶対はありません。野球やサッカーでもどちらかのチームが絶対に勝つということはないでしょう。

しかし、勝つ確率を高めていくことはできるのです。それが就活のPDCAです。

本来10回失敗しなければ学べないことを3回くらいにまで失敗の回数を減らせるということです。

就活コーチを雇うメリット④自分では気づけない自分の長所を発見できる

当然ですが、就職活動において相手に自分の長所を伝えるということはものすごく重要です。
しかも、それは就職活動を行う上で武器になる長所でなくてはいけません。

自分の長所は意外と自分でわかりづらいものです。また、自分では気づいていない長所もあるのです。

自分の何が就職活動において有効な長所なのか、コーチと相談することによって磨きをかけていくことができます。

就活コーチを雇うメリット⑤モチベーションの維持・管理に役立つ
就職活動において、モチベーションは非常に重要な要素です。
就職活動は数ヶ月に及ぶ長期間の戦いになります。その間にしなければならないことも少なくはありません。

上に述べたように、試験に通らないことも多々あるのです。

毎日新しい情報が入って来て気分の浮き沈みも激しいものなのです。特にうまくいくと思って臨んだ面接の結果が悪かったりすると落ち込みは激しいものです。

「あんなに準備して臨んだのに、一体自分の何がいけなかったんだ。」となります。

しかし、またすぐに新しい目標に向かって歩き出さなければいけません。こんな時に1人でいると停滞した気分からなかなか抜け出せません。

そしてモチベーションの落ち込みは次の試験や行動にも影響します。

報告して一緒に走ってくれる人がいれば大分気もちの落ち込みは軽減されます。

長期戦であるからこそ伴走者が必要なのです。

まとめ

以上就職活動において他の人の助けを借りることの重要性を述べましたがいかがでしたでしょうか。

コーチは社会人の先輩、そういう人がいなければ学校の就職課の方などにお願いしてついてもらうといいでしょう。

重要なのは単発で練習をしてもらうだけではなく、継続的なサポートをお願いすることです。

これから就職活動をされる方や今就職活動に悩まれている方は是非他の人の手を借りることを考えてみて下さい。

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