にんにくは加熱して食べると風邪の予防になったり、スタミナが上がって元気が出ると昔から親しまれている食材です。

その元気の源であるにんにくがダイエットの強い味方であることをご存知ですか?

病気の予防にもなり、ダイエット効果まで得られるというにんにくの成分、にんにくダイエットの効果について詳しく解説します。

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■ にんにくの成分やその効能とは

にんにくは、古代エジプトの時代から薬として人々に親しまれていました。

その驚くべき効能は、朝鮮半島に渡り、日本に渡来してきたと考えられています。

当時はその薬効から民間薬として扱われていたようですが、現代では隠し味にもなる食材の1つでもありますね。

そのにんにくが何故薬として使われていたのか、どのような効果があるのかさっそく見ていきます。


【にんにくの栄養素】

以下は、生のにんにく100gに含まれる五訂日本食品標準成分表から抜粋したものです。

エネルギー 134kcal
たんぱく質 6g
脂質 1.3g
炭水化物 26.3g
灰分 1.3g
飽和脂肪酸 0.18g
不飽和脂肪酸0.45g
コレステロール 0
食物繊維 5.7g


・ビタミン

E 0.5mg
B1 0.19mg
B2 0.07mg
ナイアシン 0.7mg
B6 1.5mg
葉酸 92μg
パントテン酸 0.55mg
C 10mg


・無機質

ナトリウム 9mg
カリウム 530mg
カルシウム 14mg
マグネシウム 25mg
リン 150mg
鉄 0.8mg

にんにく100gも食べることはあまりありませんから、栄養素はほとんどないに等しいようです。
ではにんにくに含まれる薬効成分を見てみましょう。


【にんにくの臭いの元であるアリシン】
にんにくのツンとした独特のにおいは、硫化アリルの一種であるアリシンという成分でできています。

このアリシンには、ビタミンB1の吸収を助ける作用があり、これが疲労回復に繋がるといわれています。

その他滋養強壮にも効果があるほか、免疫力を高める効果、がんの予防にも効能が期待されています。

血液の流れを良くする効果があるため、冷え性や動脈硬化、血栓予防にも効能があるとされています。

また、アリシンには強い殺菌作用があります。

結核菌、ブドウ球菌、赤痢菌、チフス菌などを含め、さまざまな細菌に抗生物質として作用することが確認されています。


【スコルジニン】
スコルジニンという成分もにんにくに含まれています。

スコルジニンには疲労回復と、新陳代謝を促進させる作用があります。

アリシンとスコルジニンのダブル成分で、疲労回復効果から新陳代謝、病気の予防や抗菌作用まで幅広く大きな効果・効能がありますから、にんにくが民間薬として扱われるのは当然ですね。


■ にんにくダイエットとは?

ではそのさまざまな薬効が期待されるにんにくは、ダイエットにどう活用するのでしょう。

にんにくダイエットについて詳しく解説していきます。


【にんにくダイエットとはどんなダイエット法なの?】

にんにくを積極的に食事に取り入れたり、にんにくのサプリメントなどを活用するなど、日常的ににんにくを摂取するだけのダイエット法です。


【どんなダイエット効果はあるの?】
にんにくのにおい成分であるアリシンが、ダイエット効果をもたらしてくれます。

糖質をエネルギーに変換されるときはビタミンB1が必要不可欠となりますが、このビタミンB1の補助としてアリシンが働くため、より代謝が活発になりダイエット効果に繋がるとされています。

また、血行を良くする効果があるため、それだけでも基礎代謝が上がります。


■ 気になるのはにんにくの「におい」

一番気になるのがにんにくの強烈なにおいですよね。

にんにくがたっぷり入ったラーメンを食べた次の日は、何度歯磨きをしてもにおいが残ってしまうもの。

にんにくのにおいの原因は薬効があるアリシンですが、アリシンが体内を巡り、完全に消えるまで約48時間とされています。

口臭だけであれば約3時間、吸収されたアリシンのにおいが身体から発せられる場合は消えるまでに約15時間要するとされています。


【にんにくは熱処理をする】

ですがこのアリシン、切られる前はアリインという無臭の成分です。

にんにくをスライスしたりすり潰したりすると、アリインはアリナーゼという酵素に反応してアリシンに変化します。
この瞬間からにんにく特有のにおいを発するようです。

また、アリシンは硫黄化合物ですので、体内で分解される際アンモニアやピルビン酸に分解されます。

アンモニアはご存知の通り汗や尿で有名ですが、ピルビン酸も酸っぱさを含めたにおいを発します。

ですがこのアリナーゼという酵素。
熱にとても弱いため、焼くなどの熱を加えると働きを失なうことが判明しています。
アリインは残っていますが、アリナーゼが機能しないのであればにんにく臭は発生しません。

このことから、にんにくをスライスしたりすり潰したりする前に、加熱することでにんにく臭が半減されるでしょう。


【熱処理してにんにくの効能も消えてしまうのでは?】
ですが臭いを消したところで、にんにくの効果や効能がなくなってしまっては意味がありません。

臭いが消えてもアリインは残っていますから、にんにくの薬効がなくなるということはありません。

デメリットがあるとすれば、スパイスとしてのにんにく臭を料理に残せなくなるということでしょう。


【牛乳や緑茶と一緒に食べる】
牛乳や緑茶の成分は、アリシンの臭いを包み込む働きがあります。

一度体内に巡ってしまうと消臭は厳しいものになりますから、にんにく臭を消す成分のあるものと同時摂取することでにんにく臭を減らすことができます。


■ にんにくダイエット、まとめ


古来から親しまれ続けているにんにくですが、いまだに専門の研修者たちがその効能の研究に頭を悩ませています。

にんにくに宿る驚きのパワーは、これだけに留まらないからもしれませんね。

にんにくを食べる機会を増やして、より健康に、ついでにダイエット効果も手に入れてしまいましょう。

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