生姜ダイエットの効果・効能。食べ方や飲み方は？

紅茶に生姜を入れただけでいつの間にか痩せていたなんて声もあるほど、話題になった生姜ダイエット。

果たして生姜にはどのような効果があるのでしょうか。

なんとなくは知っているけれど本格的な効能は知らないという人も多いでしょう。

今回は、生姜ダイエットの効果や方法、おすすめの食べ方などを詳しく解説していきます。

■生姜の栄養素、その驚きの効果とは

昔から風邪をひいたときは生姜湯を飲んだりと私たち日本人にとって病気の予防や改善にお馴染みの生姜ですが、
中国やインドでも古くから薬効として親しまれています。

その生姜にあるダイエット効果とは一体どのようなものでしょう。

【生姜の栄養素とは】

以下は、生姜100gに含まれる栄養素です。


生姜100gなんて摂取することはありませんから、生姜に含まれる栄養素はほぼないに等しいのです。

では何故生姜にはさまざまな効能があるとされているのか、さっそく見ていきましょう。


【シネオールの効能】
シネオールとは、生姜の独特の香りの成分です。

主に疲労回復、夏ばて解消、胃を健康に保る働きや、解毒作用・消炎作用があるとされています。

アロマオイルにもシオネールは利用されています。


【ジンゲロールとショウガオールの効能】
生姜の辛味成分はジンゲロールとショウガオールにより構成されています。

この2つの成分には強い殺菌作用があり、おすし屋さんで出されるガリには生ものに対する殺菌作用を目的としたものです。

また、ガンを抑制する作用は医学界でも注目を集めています。


【ジンゲロールとショウガオールの関係】
生姜に含まれる成分にショウガオールがあります。

このショウガオールには血行促進の作用や、体温を上昇させる働きがあります。

また、新陳代謝を活発にし、発汗作用を促す作用もみられます。

ショウガオールは生で食べるよりも、乾燥させたものや加熱することで身体を温める効果がより高まるといわれています。

これは生姜に含まれるジンゲロールという成分が、加熱によってショウガオールに変化するためです。

生姜の効果をさらに高めたい場合、生姜湯にしたり焼いたりなど熱を加えると良いでしょう。

このジンゲロールとショウガオールが、ダイエットに効果がある成分です。

生姜のダイエット効果とは、この2つの働きによって血行促進や新陳代謝アップが期待できるようになり、より脂肪燃焼を効果的にできるようになるという点です。

■　生姜ダイエットのおすすめレシピ（生姜白湯、生姜紅茶、生姜炭酸水、生姜スープなど）

ここでは、簡単にできる生姜ダイエットのおすすめレシピを紹介します。
使用する生姜はチューブではなく、生の生姜を推奨します。


【生姜白湯】
生姜ダイエットといえば生姜白湯でしょう。

白湯とは、沸騰させたお湯を50℃前後まで冷まして飲むお湯のことを言いますが、血行促進や代謝アップに驚きの効果があります。

この白湯に生姜の効果が便乗することで、よりダイエットを効率的に進めることができます。


【生姜紅茶（ジンジャーティー）、作り方】
生姜白湯に続き日常的に取り入れやすい生姜ダイエットの方法「生姜紅茶」。
作り方は簡単で紅茶を味わいながら体に良い生姜を摂ることができますので是非試してみてください。


1日に2～6杯を目安に飲み、体内を温めて新陳代謝を上げましょう。


【生姜炭酸水】
炭酸水には、血管を広げる働きがありますので、これに生姜の働きが加わりよりダイエット効果が期待できます。

また、満腹感が得られるため、ダイエット中にお腹が空いたときにはおすすめですね。

作り方は、乾燥した生姜や粉末状になっている生姜を炭酸水に加えるだけです。

最後にレモン汁を加えて、爽やかでより飲みやすくなるでしょう。

ただし、炭酸水の刺激にジンゲロールの刺激が加わりますから、一度に大量に飲むのは避けた方が無難でしょう。

生姜は元々少量摂取で充分その効果を発揮する薬味ですので、過度な摂取は腹痛や下痢を招きます。

好みによっては甘みを加えても良いですが、この場合もカロリーは要注意です。


【生姜きのこスープ】

このようなダイエットにおすすめレシピも多数存在します。
この生姜きのこスープは1人前約40kcal。美味しいのでたくさん食べあれるので満腹感があり、身体もぽかぽか温まりますよ。

◼︎生姜ダイエット、まとめ

古くから生姜は薬としてその効果を信じられてきました。

現代でも生姜を摂取する習慣が根付いているということは、単純に美味しいからとか、隠し味に使えるからだけではありません。

生姜のことを理解して、ダイエットだけに留まらずにさまざまな効果を実感してみてはいかがでしょう。