子どもたちが楽しみにしているクリスマスが迫ってきました。
クリスマスのサンタさんのことをいつまで信じているかを多くの小学生に尋ねてみました。
「小学校4年生」が境目です。
9歳ぐらいまでは、多くの小学生は信じているという結果です。
このことを最初に書きますのは、クリスマスプレゼントは、親からのプレゼントとともに、サンタさんからのプレゼントもあるからです。
どちらもお金を支払うのは、親ということになります。
では、上記のことを基にして、子どもさんの年齢別で相場を考えてみます。
高すぎるプレゼントも子どもにはよくない、でもある程度は我が子の思いを受け入れてあげたい、そんなものですね。
以下、0歳ら12歳まで、クリスマスプレゼントの相場や予算についてご紹介します。
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・0-2歳まで
赤ちゃんですね。「あげない」という人が多いようです。食事ができるのであれば「好きなお菓子」でもいいでしょう。
ただ、3歳に近づくと、個人差もありますが「サンタさん」のことを教えてあげて「サンタさんからのプレゼントを渡してあげること」も、夢のある大切なことです。
キャラクターの人形や電車セットなど、子どもさんが興味を持っているものをイブの夜に枕元に置いておくようにします。
2歳ながらも大喜びをすることでしょう。
予算は500円~2,000円でしょう。ただ、まだ金額的な値打ちは分かりませんから安いものでいいです。
もう一つ大切なことは、お部屋をクリスマスの雰囲気にしてあげることです。
0歳のお子さんであってもしっかり見ていますので、イルミネーションの輝きなどは見せてあげてください。
注意点は、あまりまぶしいものは控えることです。
電灯については間接照明のほうがいいですね。
かわいいツリーや電灯、サンタの人形など安い物でいいですので、赤ちゃんのためにしてあげましょう。
・3-6歳まで
物心がついて、サンタさんのことを信じる年齢です。お子さんへのクリスマスプレゼントでの予算は3,000円までにしておきましょう。
幼稚園や保育園に入ると「今はこれが欲しい」という思いが強くなり、サンタさんのプレゼントを楽しみにするようになります。
子どものおもちゃは、少しいい物になると10,000円近くするものです。
でも、誕生日やお正月、年中行事、何かのご褒美など1年の間には多くのプレゼントがあるものです。
幼稚園時代から我慢も覚えさせなければなりません。
サンタさんとご両親の間で3,000円までのものという約束があるように持っていくという方法でいきましょう。
また、ぜひ予算としてあげてほしいのが、クリスマスソングのCDや絵本です。
夢のあるクリスマスですからぜひ一つはご両親からのクリスマスプレゼントとしてあげてください。
・小学校1、2年生
小学校1、2年生にもなると、サンタさんからのクリスマスプレゼントとともに、ご両親からのクリスマスプレゼントも楽しみにされるお子さんもおられます。サンタさんだけで押し通すなら3,000円まで、サンタさんとご両親合わせて5,000円ぐらいが相場です。
まだまだサンタさんのことを信じている子どもさんの多い年齢です。
子どもさんによっては、サンタさんは何でもプレゼントしてくれるものという認識になるようです。
でも、お金がかかります。そのあたりは、ご両親と十分に話し合って商品の希望を聞いてあげるといいですね。
また、小学生になったら、大き目のツリーでお部屋を飾ってあげるのもいいでしょう。
24日に、小学校の終業式ならば、学校に行っている間に子どもさんのお部屋を飾ってあげるなどの工夫をしてあげます。
飾るものは、100均などでも十分揃えることができます。
もし、予算に余裕があれば、この年齢で大き目のツリーを購入してあげましょう。
夢と現実が入り混じる年齢でもあるこの時期に、大きな「感動」を与えてあげることが大切です。
・小学校3、4年生
さあ、サンタさんの存在があるのか、ないのか迷う年齢です。周りがいくら黙っていても、兄弟やお友だちからの情報で、サンタさんなどいない!ことが分かってしまうのです。
しかし、サンタさんを信じていようと、いまいと、予算を5,000円にしましょう。
分かりかけている年齢ですから、今年のクリスマスプレゼントは、「サンタさんからだけ」あるいは「ご両親からだけ」ということでお子さんの欲しい物を聞いてあげるようにします。
9歳、10歳という年齢からゲームにはまりだします。
ゲームは、2,000円のものから、8,000円ぐらいのものまで種類は豊富です。
ただ、そこで「お年玉がもらえるお正月がすぐそこに迫っている」ことも、お子さんと一緒に考えるのもいいでしょう。
・小学校5、6年生
サンタさんの存在について、9割以上のお子さんがわかるという小学校高学年です。ゲーム嗜好ですね。
ゲームは、先ほども述べましたが、2,000円~8,000円ぐらいのものまでです。
お年玉も含めると、親としては非常に厳しい出費となります。
ただ、サンタさんのことが分かった11,12歳ですから、2学期の成績次第という条件を、早くから提示しておくのも一方法です。
下がれば3,000円、上がれば8,000円という提示の仕方で子どもさんにがんばらせることは大切なことでもあります。
・男の子と女の子で相場に違いがあるか
男子と女子で大きく違うことはありません。乳幼児期のおもちゃでも、ゲームソフトでも同じようなものです。
小学生になると、男子が欲しがるものはゲームソフトがダントツの一位ですが、女子はバラつきがあります。
ゲームソフトもそうですが、洋服などの身に付けるものを欲しがります。
洋服などの金額は、ピンからキリまでで予算に合わせてもらうことができます。
そういう意味では、女子のほうが安くつくということがいえます。
・予算オーバーのものをお願いされた時の対処法
予算オーバーのものというと、小学生が欲しがるゲームのソフトではなく、ハード(ゲーム機)ですね。「今年はサンタさん、○○(最新のゲーム機)くれるかなあ?」という声が聞こえてきたら要注意です。
このように、クリスマスプレゼントが予算オーバーのものをお願いされたらどうしましょうか。お子さんに「無理!」を納得してもらうためにはどうすればいいのでしょうか。
「それはいくらサンタさんでも無理だよ。」というやり取りになろうかと思います。
ただ、それでは子どもさんはなかなか納得してくれませんね。
「賢くしていたらくるかも」などと言ってしまうと、もうお子さんは「もらえるもの」と思いこみ、大変なことになってしまいます。
その対策法として、まず、早め(12月初め)から、何が欲しいかを聞き取りしておくことです。
その時期ならばサンタさんのクリスマスプレゼントは、「みんなに配るものだから…」や「それは無理や…」などと話し合いができ、落ち着くところで落ち着かせることができます。
次に、「サンタさんに電話をかけさせる」方法です。
ご両親のお友達などのサンタ役に電話をかけさせます。
携帯の時代ですから、お友達のプロフィール写真や名前をサンタクロースのものにしておくといいです。「
私も多くの子どもたちに配るので、ゲーム機は無理だなあ。ゲームソフトで欲しいものはないかな」と言って納得させてもらうのです。
小学生になると、バレないように十分気を付けてください。
・まとめ
こうしてみると、最近の子供へのクリスマスプレゼントの相場や予算は、家庭によって大きく違うということも言えます。ただ、大切にしたいことは、サンタさんがいると信じている子どもさんの気持ちです。
ご両親は、相場や予算という現実を考えがちですが、夢があるのがお子さんです。
お子さんが喜ぶ顔を見てあげたいものです。
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