すべすべした赤ちゃんの肌を見るとどんな人でも頬ずりしたくなるもの。

お母さんやお父さんにとってはなおのことです。

赤ちゃんの肌をさわってあげることは大人にとって気持ちいいだけでなく、赤ちゃんにとっても血流をよくして免疫力を高めたり、リラックス効果を与えることができます。

そんな時に必要なベビーマッサージオイルですが、赤ちゃんのお肌に合わないとかぶれたり肌荒れを起こす心配もあります。

そこで、赤ちゃんにとって安心のベビーマッサージオイルとはどんなものなのか、ご紹介していきましょう。

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どんなオイルがいいの?

赤ちゃんの肌はとにかく敏感です。マッサージの時は、肌への摩擦を防ぐためにも、オイルは欠かせません。

また、赤ちゃんの肌はとても薄いため、乾燥しがち。

オイルは肌の水分を保つことができるので、赤ちゃんの肌の保湿にも効果があります。

大事な赤ちゃんのために、オイルは肌への刺激が少なく、安心して使えるもの、成分がはっきりしていて、良質のベビーオイルを使うことが大切。

オイルの種類や選ぶ時の注意点など考慮にいれながら、赤ちゃんにぴったりのオイルを選びましょう。

選ぶときに気をつけるポイント

①お肌に合う合わないをテストする
有効な成分が入っているということは、お肌に合う場合はプラスに働きますが、合わない場合はかぶれたりします。

全身に使う前に、赤ちゃんの腕の内側に少量マッサージオイルを塗って、赤くなったり、発疹ができたりしないか確認しましょう。異常が出たらすぐに中止します。

②赤ちゃんが口に入れても大丈夫なオイルを選ぶ
赤ちゃんはなんでも口に入れがちです。マッサージオイルが手や足につくことを考えると、当然、口に入ることも予測されます。

オイルに含まれている成分が口に入れても大丈夫なものを選ぶこと。

赤ちゃん専用であれば安心ですし、そうでない場合は購入するショップによく相談をしましょう。

③信用できるショップや製品を選ぶ
赤ちゃんに使うものですからできるだけ無添加のものを選びたいですが、無添加と表現されていてもよく見ると不純物が入っている場合もあります。

できるだけ信頼できるショップや口コミなどで評判のいい製品を選ぶようにしましょう。

④使い始めは容量の少ないものから
デリケートな赤ちゃんの肌は一人ひとり違いますし、体調や気候によっても変わってきます。
まずは容量の少ないものから、試してみて、肌に異常が起きないことを確認しながら使ってあげましょう。


ベビーマッサージオイルの保管方法は?どれくらい日持ちするの?


酸化は人間の体にもよくありませんが、オイルも空気にふれて酸化が早まると劣化が進みます。

できるだけ空気にふれないよう、また直射日光にあてないようにして、酸化を防ぎます。

ベビーマッサージオイルの保管方法
①清潔な手で使用し、一度出したオイルは、ボトルに戻さない
②必要以上にオイルのふたを開け閉めしない
③暑すぎたり、冷たすぎたりしないよう、一定の温度で保管する
③できれば、ポンプ式の遮光瓶などに入れ替えて、空気や光にふれないようにする

使用期限というのも、オイルが酸化しない期間を意味します。

植物系の中でもホホバやマダミアナッツ等、ナッツ系のオイルは酸化しにくいので、おおむね1年くらい。

オリーブ、ヒマワリ、スイートアーモンド、グレープシードなどは酸化しやすいので、1~3カ月。

鉱物油であるミネラルオイルなどが使われているオイルは、植物油に比べて使用期限が長めですが、開けたら3カ月くらいをめどに使い切るようにしましょう。


ベビーオイルにはどんな種類があるの?


ベビーオイルには、石油を精製した「鉱物油」と木の実や種をしぼって作られる「植物油」の二種類があり、「植物油」はその実や種ごとにオイルに特徴があります。

①鉱物油
一般化粧品などにも使われていて、成分表では「パラフィン」「ワセリン」「ミネラルオイル」などと記載されています。石油というとイメージが悪いかもしれませんが、高い精製技術によって不純物を取り除いた純度の高い油を使用しています。

皮脂とは全く違う化学構成なので、肌の表面に留まり、潤いが蒸発するのを防いでくれます。肌に浸透しないので、お肌に直接の悪影響を与える可能性も極めて低いと言われています。また植物油に比べて酸化しずらい特徴をもっています。

②植物油
 成分表には「ホホバオイル」「オリーブ油」「アーモンド油」など植物の名前が並びます。分子が小さいので肌に浸透しやすく、ビタミンやミネラルを豊富に含むのが特徴。自然な形で無理なく肌に浸透し、適度にお肌を守ってくれるので、デリケートな赤ちゃんの肌に適しています。一方で酸化しやすいという特徴もあります。

1ホホバオイル
人の皮膚にもある「ワックスエステル」という潤い成分が豊富に含まれていて、肌への馴染みもよく、赤ちゃんの保湿剤として使われます。酸化するのが遅いの日持ちするという特徴があります。

2オリーブオイル
オレイン酸による保湿・美肌効果があるといわれるオイルで、肌を柔らかくする作用もあります。使いやすいオイルですが、酸化が早いので、できるだけ早めに使い切ったほうがいいでしょう。

3マカデミアナッツオイル
栄養価が高く、人間の肌に近い成分が含まれています。肌なじみがよく、しっとり赤ちゃんの肌に栄養を与えてくれるので、保湿剤としても有効です。乾燥肌の赤ちゃんの肌におすすめできます。

4グレープシードオイル
べたっとしたオイルが多い中で、さらっと伸びがよく、油っぽさや匂いも少ないオイルです。ビタミンEが豊富で、肌に潤いを与え、柔らかくする効果が期待できます。ワインを作った残りの種を利用するので、比較的安く手に入ります。

5スイートアーモンドオイル
アーモンドの種からできる少し粘り気のあるオイル。やはりビタミンEが多く、肌を柔らかくしたり、保湿効果・抗酸化作用が期待できます。酸化しやすいので、開封後は冷蔵庫に保存の上、早めに使い切るようにします。

6ヒマワリオイル
ひまわりの種からとれるオイルは、適度な粘性でしっとり肌に吸収されやすく、赤ちゃんの肌にも保湿効果があります。安くて使いやすいオイルですが、あらゆる肌質に適しています。

ベビーマッサージオイルは種類や使用感などいろいろなものが出ています。

どのオイルが赤ちゃんに合っているか、よく見極めて、ゆっくりマッサージをしてあげましょう。

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