さて、ハロウィンが過ぎればクリスマスです。

見事に変身を遂げる街の様相には驚きますが、多くのデパートや大型商業施設、街中のショップでは、クリスマスモードに入ってきています。

お店では、クリスマスの雰囲気を出すことで集客を図ろうとしているのですね。

11月に入って間もないというのに、クリスマスツリーが飾られている、そんな日本になりました。

さて、街はクリスマス気分になってきていますが私たちのお部屋はどうなのでしょうか。

もちろん、1年中お部屋のどこかにサンタさんがいるお家もあるでしょうが、一般にお部屋の飾り付けはいつからいつまですればいいのでしょうか。

また、サンタさんのお人形など、飾りつけにはどんなものがあり、その一つ一つにどんな由来があるのでしょうか。

ここでは、老若男女みんなが愛するクリスマスの飾りつけの時期、内容についてご紹介します。

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クリスマスの部屋の飾り付けはいつから始めるべきか。

光り輝くという意味では、夏の風物「花火」に劣らず、とっても綺麗なクリスマスイルミネーションですね。

お家でも街中のイルミネーションに負けないぐらいの輝きを創り出しているお庭のイルミネーションですが、お部屋の中もそれに負けないぐらいきれいに飾って、大切な人と過ごしたいものです。

そのような豪華な飾り付けを考えるのなら、一日も長く飾っておきたくなりますね。

クリスマスの始まりは1552年、カトリックの宣教師が日本人を招き「キリストの降誕祭」を行ったのがきっかけだそうです。

その当時は、ご存知のように鎖国中でした。ですから人々の間ではそれほど普及しなかったのです。クリスマスは、明治以降に人々に広まっていったようです。

クリスマスの飾りつけで参考になることとして、キリスト教西方教会で行われている正式な期間があります。

11月30日に一番近い日曜日からクリスマス前までの期間を「アドベント」と呼び、この期間は、「キリスト様の降臨を人々が待ち望む期間」とされているようです。

その期間を、クリスマスの準備をする期間としているのです。

ただ、現在、一般的にはこのようなキリスト教の習わしに合わせる必要もありませんから、クリスマスの飾り付けを始める時期は、常識的な範囲で、各家庭で決めるものという結論です。


飾り付けを始める時期に正式な決まりはありません。

というのも日本の年中行事のように、この日だけにお祝いするということがないからです。(ただ、街中の様相は、今の時代かなり変わってきていますが…)

ですから、クリスマスの飾り付けは好きな時期に飾ってもいいのです。

ただし、「常識的な範囲で」飾るようにしてください。

その理由は、子どもたちへの影響です。「何をしようと人の勝手だ」とい、少し嫌な時代になりましたが、お子さんのいるご家庭では、12月24,25日という「日」を大切に考えていただきたいのです。

最も早い家庭は「ハロウィン」終了後、遅くてイブの前日ということになりますが、一般的には、12月を迎えて飾り始めるということになります。

12月はクリスマス月間という感じで、クリスマスの飾り付けを少しずつ増やしていくのもいいかもしれません。


いつ頃片付けるのがいい?

クリスマスの飾り付けはいつまで飾るか、ずばり12月25日の週には片づけ終わっておきましょう。

何といっても日本の大切な年中行事である「お正月」がやってきます。家庭によって違いはありますが、大多数の方がお部屋の飾りつけは、その週には片づけます。

お庭などのイルミネーションは、お正月まで点けているご家庭もありますが…

どんなアイテムがあるか
クリスマスの様相も変わりつつある現在ですが、キリストの生誕祭として昔からある飾りつけについてご紹介します。クリスマスの飾り付け一つ一つに由来や意味があるのです。


○ツリー
小さな可愛いツリーから、都会ではとてつもなく大きいBIG TREEまで登場します。このクリスマスツリーは、最近では真っ白なツリーも流行っているようですが、本来、モミの木などの常緑樹が使われています。常緑樹は、一年中葉を茂らせていますから用いられています。永遠の命を象徴しているのです。
 
○スター
クリスマスツリーの一番上に飾られる星です。トップスターと呼ばれます。その由来はキリストが誕生した時、東の空に大きく光輝いていた星を表しているそうで、なんともロマンティックなものなのです。また、その星が、キリストに仕えていた賢者たちを、キリストの元へと導いたという言い伝えもあります。
 
○杖の形のキャンディ
クリスマスツリーにはなくてはならない可愛らしい羊飼いの杖の形のキャンディです。「キリスト様が羊飼いで、私たちが羊に例えられる」という言い伝えがあり、私たちという迷える子羊を導いてくださる羊飼いの杖を表しています。

○ベル
近頃では、小さな可愛いいろいろな色のベルが販売されています。クリスマスツリーを華やかにしてくれるベルですが、このベルは、キリストの誕生を知らせたと言われています。ですから、ベルの音は祝福や喜びを表すのです。

○リース
「リース作り」は恒例になってきました。街中のカルチャースクールや雑貨店では、12月に入ると、「クリスマスリース作り講習会」という名前で、多くの人が利用するようになっています。玄関に、来客用として飾るという人も増えてきていますね。このリースの丸い形は、永遠という意味を持ち、全体で永遠の愛を象徴しています。
 
○ヒイラギ
棘のような葉が特徴のヒイラギですが、魔除けの効果があるとされています。ですから、クリスマスツリーに飾るというよりは、ヒイラギを使ってリースを作り、お家の入り口であるドアに飾るのが一般的です。またヒイラギにはもう一つの意味があって、ご存知のように、キリストの十字架に張り付けられている場面で、ヒイラギでできたいばらの冠を頭に付けています。ヒイラギの赤い実は、キリストが流した血を表し、緑色の葉は永遠の命を象徴すると言われています。
 
○ミラーボール
光り輝き、これもクリスマスにお部屋に飾るととっても綺麗ですね。最近では、さまざまな色が販売され、どれを選ぼうか迷ってしまいます。自動で光りながら回りますので、クリスマス気分満載になります。

○キャンドル
まさしく夜空に光輝く星を表しています。キリストが世界中を照らしているとも言われています。

○クリスマス用飾り花
ポインセチアです。鮮やかな赤に染まった葉と、まだ色変わりしていない緑色の葉との調和は見事です。いかにもクリスマスらしい彩と言えるのではないでしょうか。ただ、最近では、100均でも多くの種類の花が売り出されていますので、いろいろとアレンジしてみるのも楽しいですね。

○その他
・サンタクロースの置物
クリスマスツリーの下に「トナカイに乗ったサンタさん」がいます。点滅するようになっているものもあります。
・クリスマスメッセージカード
大切な方に送るクリスマスメッセージカードは、クリスマスツリーのどこかに忍ばせておくとクリスマス気分が盛り上がることでしょう。
・クリスマス用絵本
お子さんのいるご家庭では、ぜひ読んであげてほしいです。日本の風習ではありませんが、お子さんにとっては欠かすことのできないクリスマスイベントです。そんなクリスマスにまつわる絵本が多く販売されていますよ。
・サンタクロース衣装
お子さんのおられるご家庭では、年に一度のことですから、ぜひサンタクロース衣装を身に付けて喜ばせてあげてください。

街中にはたくさんのクリスマスグッズが並んでいます。最近は、本当に安く手に入れることができるようになりました。

どれも華やかですね。

高価なものでシンプルにいくか、安いものでお部屋をクリスマス気分いっぱいにするか、あなた次第です。

まとめ

クリスマスパーティは、クリスマスプレゼントを楽しみにしているお子さんとともに過ごす、友人など大勢で盛り上がる、大切な人と二人きりで過ごす…いろいろな楽しみ方があります。

そのためのお部屋の飾り付けは、一年中で一番大変になるかもしれません。

でも大切な思い出として残るものなのです。

そのための飾り付けを楽しんで、いいクリオスマスを迎えてくださいね。

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