徳島県の秘境、三好市の祖谷・大歩危に行ってきました!有名な「かずら橋」にも行ってきました。

徳島県の奥深くの地域、祖谷・大歩危には緑の透き通った川の色、まるでおとぎ話に出てくるような集落、重要文化財の数々、これぞジャパンブルーという藍染など、、四国には本州とはまた違った文化や自然が多くあります。祖谷(いや)、大歩危(おおぼけ)という読み方が難しいところも何となく秘境感を漂わせていますよね。。

お盆の休みを利用して行ってきたのですが、行って良かったなーと思った点などをリポートしていきます。

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徳島市から祖谷まで、アクセス

前日に自家用車で徳島市に入り、次の日に祖谷地域まで自家用車で向かいました。徳島市内から大歩危まで高速どうろを駆け抜けおよそ110km、時間にして約2時間を要しました。お盆でしたので混んでいるかと思いましたがほとんど渋滞はなくスムーズに行けました。長距離になりますので途中の休憩時間の考慮も必要です。

あと余談ですが、祖谷(いや)の辺りにはあまり宿泊施設が多くなく、特にお盆の時期はどこも大変混み合うのでかなり前もって準備されることをお勧めします。2017年の8月12日というお盆のど真ん中の日に行ったのですが、それまでの他の旅の経験から、当日でも何とかなるかと高をくくって当日の朝まで宿を予約していなかったのですが、そこはさすがにお盆。そんなアテは見事に外れ、どの予約サイトで探しても予約は一杯。何とか一つだけ空いていた安いホテルに泊まれたもののまあ結構散々な感じ、、でしたので。まあ、そんな無計画で行動するのは私だけでしょうかw

自然が豊かな地域なのに車で行きやすいということも特徴でした。六甲山みたいな曲がりくねった険しい道路を想像していたのですが、、観光客がよく訪れる地域ではそんなに大変なこともなく割とすいすいと行けました。

ルート:レストラン大歩危峡まんなか→同じ場所で遊覧船→道の駅大歩危→かずら橋→琵琶の滝→サンリバー大歩危

レストラン大歩危峡まんなか

朝徳島市を出、昼過ぎに祖谷地域に着きましたのでまずは昼食から。
祖谷名物といわれる祖谷そば。麺が少し太く、出汁は薄めですが、祖谷の風景とマッチしそうな独特の香りと味が楽しめます。

レストランの窓側からは吉野川を見下ろせます。

大歩危峡観光遊覧船

レストラン大歩危峡まんなかの建物の中で遊覧船のチケットを購入できます。そして建物を出てすぐ舟乗り場があります。
利用料金は大人1,080円、小人540円で年中無休とのことです。

舟に乗っている時間はおよそ30分。緩やかな流れのところを通り、流れが激しくなる手前のところで折り返して戻ってきます。距離にして約4km。ガイドの方の話も面白く、大歩危(おおぼけ)、小歩危(こぼけ)という地名は昔ここで修行していた僧侶が大股で歩くと危ない場所、小股で歩くと危ない場所という意味でこんな名前をつけたのだとか。面白い由来ですね。
斜め45度に傾いた岩など独特の地形があります。

大歩危でのお土産購入なら道の駅大歩危

続いてレストラン大歩危峡まんなかから車で約500mのところにある道の駅大歩危へ。妖怪が有名な地域ということで児啼爺など妖怪のオブジェがありました。祖谷の名物生そば、そして徳島県名産のすだちを使ったお菓子を購入

祖谷のかずら橋

道の駅で買い物を終えると、この旅のメインである祖谷のかずら橋へ。道の駅からは車で25分、12kmほど。橋の近くにかずら橋夢舞台という車を停めれる場所があり、そこから歩いて橋へ。

しかしいざ橋へ行こうとするとものすごい人の列。お盆の最中であったこともあり超満員でした。
列で待つこと約40分。ようやく橋の入り口に到着しました。
大人550円、小人350円の入場料金が必要です。
入場料金を支払う場所からすぐ橋に出ます。橋の上も大変混み合っていました。
さてここからが本番。遠目で見れば非常に優雅に見えますが、実際に足をかけてみるとかなり不安定です。橋の間のスペースも結構広く、手すりを持たずには渡れません。

かずら橋を渡るときの注意事項

かずら橋を渡る中で、いくつか気をつけておいたほうがいいなと思ったことがありますのでそれを挙げていきます。
1.渡る途中で写真を撮りたい方はカメラを首からかけられるようにしていくべき
私は写真を撮ることに夢中で携帯を持ったまま渡り出したのですが、正直言って危なかあったです。携帯を川に落としてしまうかもしれないと途中思いましたが、体勢を変えることもなかなか難しく、結局携帯を3本の指で持ってもう片方の腕と残りの指を使って手すりにつかまり渡ることになりました。
2.小さなお子さんを抱えて渡るのは危険
そうしている人もいましたが私はやめた方がいいと思いました。橋はかなり不安定ですし、足元の隙間も大きいです。事故が起こってからでは取り返しがつきません。

3.橋を揺らさない
橋を揺らす、というとんでもない迷惑な行為をする人もいました。。。影響があるのが自分の同行者だけではないのでマナーを守って欲しいですね。前を渡る人を急かす、などという行為もご法度です。観光客同士でトラブルにならないよう他者への配慮が必要です。

4.高所恐怖症や高血圧の方、体調に不安のある方はやめておいたほうがいいかも
高所恐怖症や高血圧の方も辞めておいた方が無難と感じました。遠くから橋を見るだけでも十分きれいな景観を楽しめますのでそれだけでもいいと思います。数分間ですが非常に恐怖感があり集中力も使いますので一気に血圧が上がります。

5.動きやすい靴で行くことは必須
運動靴や最低でもスニーカーなど動きやすい靴で行くことも必須です。間違ってもヒールやサンダルなんかで行かないようにしましょう。

注意点を挙げましたが、渡り始めてから渡り終えるまでおよそ5分ほどでしょうか。渡り終えてもしばらくの間はドキドキしていました。

私は忘れてしまっていたのですが、そこから琵琶の滝に行ければベストですね。

温泉:サンリバー大歩危

かずら橋を渡り終え、かずら橋夢舞台の屋台で少しゆっくりした後、締めで温泉へ行きました。私が行ったところはサンリバー大歩危というところで、食事もでき、森林が見渡せる露天風呂もありました。上がった後かなり肌がスベスベになっていました。
こうして三好市祖谷を離れ美馬市脇町にあるホテルへ移動しました。

祖谷、吉野川、大歩危の自然は本当に綺麗で1日だけでしたが大満足の旅になりました。ここまでアクセスするのが大変ではありますが、四国ならではの体験ができますし、ここまで行けた達成感もあります。

是非連休の行き先にされてみてはいかがでしょうか。

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